昴サジ2。

 髪に伸びてきた昴の手を思わず避けるサジータ。
 しまったと昴を見ると何やら不敵な笑み。
 昴のこういう時の笑いは後が少し怖い。
 案の定、昴はソファに座るサジータの脚の間に膝をつき一気に詰め寄り、サジータのネクタイに手を掛け一気に引き抜き、耳元で囁く。
 「…僕じゃ君を満足させられないとでも?」
 「そ、そんな事は言ってないだろ?」
 「さぁ?どうだろうね。腕を上げてくれないか?」
 そうサジータに腕を上げさせると昴はその両手首をネクタイで縛った。
 「お、おい」
 「たまにはいいだろう。君には刺激が足りない様だからね」
 そう言うとシャツのボタンを外し、シャツの前をはだけさせ唇を近付けた。
 鎖骨に舌を這わせるとサジータの躰がビクと反応し小さく息が漏れる。
 指を滑らせ下着を外すとその膨らみが一気に露わになる。
 「さて、君はどうして欲しい?」
 その状態にサジータの顔が羞恥心で朱く染まる。
 「君に満足して貰わないといけないからね」
 低く笑う昴に同じ轍は踏まないと心に誓ったのだった。

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