ロ花。お題「「深夜の畳の上」で登場人物が「開く」、「線」」

 深夜。
 花火の部屋の畳の上に2つの影。
 乱れた息遣いと淫靡な水音がそこに響く。
 「…もう少し脚開けるか?」
 ロベリアの言葉に恥じらいながらも従う花火。
 「しかし、アンタも大胆だよな…『線の向こうが見たい』なんてさ」
 低く笑いながら花火の熱の滾る其処に舌を這わせる。
 「…いくらでも見せてやるよ」

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