執事マリかえ。

 バトラーの制服に袖を通したマリアに見入るかえで。
 「いつもの衣装と変わらないですよね」
 そう苦笑したマリアに首を振る。
 「…そう?」
 熱に浮かされた様にマリアを見つめるかえで。
 「…相当お気に召して頂けたようですね。お嬢様?」
 そう思案顔の後。
 傅いてから囁く。
 「何をして差し上げましょうか?」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です