昴サジ1。

 「昴、アンタに頼みがある」
 唐突にそう切り出すサジータ。
 「…相変わらずだな、君も。それで?」
 「キスを…くれないか?」
 言った後、頬を上気させて。
 「…誘っているのかい?」
 「アンタのキスが欲しいだけさ」
 そう言ったサジータの顎に手をやり昴が返す。
 「…キスだけで満足しようなんて言うのかい?」

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