ロベグリ。

 「いつまで飲んでおるのだっ」
 グラスを順調に空にしていくロベリアにグリシーヌが言う。
 「そんなのアタシの勝手だろ?…それとも何か?構って欲しいのか?」
 半ば絡むように言ったロベリアにグリシーヌの顔が朱く染まる。
 「あん?図星かよ?」
 「…だったらどうだと言うのだ」
 「構うに決まってんだろ?」

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