グリシーヌ&昴。LSM。

 「随分と嬉しそうだね、グリシーヌ」
 「そういうそなたこそ機嫌が良さそうではないか、昴」
 扇子で口元を隠す昴。
 髪を掻き上げるグリシーヌ。
 「何か良い事でもあったのかい?」
 「昴こそそうなのではないか?」
 目を合わせてフッと笑う二人。
 「秘密さ」
 「それならば私も秘密だ」
 そう二人の口元が綻んだ。

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