昴グリ。

 「すまない…」
 面目なくて俯くグリシーヌ。
 「本当にしょうがないな、君は。…でも、そろそろ来る頃だと思っていた」
 昴のその言葉に顔を上げるグリシーヌ。
 「何故判ったのだ?」
 「僕がまだ此処に居るからさ」
 そう不敵に笑う昴に見とれる。
 「でも、今帰らないと君はもっと後悔する。眠れなくなるからね」

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