ロベグリ2。

 「そなたは夜にしか来ぬのだな」
 夜中に窓から入って来たロベリアにグリシーヌが言う。
 「アンタが明るい方が好きだったとはね」
 「そ、そういう事を申して居るのではないっ」
 「へぇ。じゃあ、早くアタシに会いたいだけか」
 挑発的にロベリアが言って。
 「…そうだと言ったら?」
 頬を上気させて、そう問う。

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