大神→あやめ エリカ篇

 時々、とても哀しそうな顔で空を見つめている大神さん。
 『どうしたんですか?』
 そう聞いたら。
 『何でもないんだ』
 ただそう言って笑ったから。
 その向こうに何があるのか聞けませんでした。
 だから、わたしに出来る事はひとつだけ。
 …大神さんに少しでも光が差しますように。
 わたしはそう祈りを捧げる。

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