大マリ。

 階段に淫靡な声が響く。
 熱い吐息とともに濃厚な口づけを繰り返し、大神はマリアの口腔内を堪能するかのように舌を絡めブラウスに指を滑らせる。
 「…大神…さ…ん…っ」
 その大神の手を制するようにマリアが大神の手を握る。
 「…誰か来たら…どうされる…おつもり、なんです…っ…」
 「その時はその時さ」

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