ロベグリ。獣耳2。

 「へぇ…」
 「ジロジロ見るでない!」
 グリシーヌを見ながらニヤニヤと笑うロベリア。
 「何だってそうなっちまったんだよ?」
 「知らぬ!」
 思わずその猫のような耳に触れるロベリア。
 「……っ…」
 思わず嬌げてしまった声に口を手で覆うグリシーヌ。
 それから、ロベリアは口角をあげ部屋の鍵をそっと閉めた。

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