大メル2。大神視点。

 夜中にノックする音。
 何だろうとドアを開けると申し訳なさそうなメル君の姿。
 「何かあったのかい?」
 珍しい来客にそう問うと顔を一気に朱に染めて。
 「…大神さんに会いたくなってしまって。…すみません!やっぱり帰ります!」
 ああ、もう!このコは!
 思わず、メル君の手を引いてドアを閉め抱きしめた。

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