大メル1。メル視点。

 シャワーを浴びた後、髪を拭きながら大神さんを待つ。
 ふとタオルから落ちてくる石鹸の香りが大神さんと同じなのがくすぐったくて、嬉しくて。
 どうにも、口元が緩んでしまう。
 そんな瞬間に限って大神さんが戻って来て。
 「メル君、何だか嬉しそうだね」
 見られてしまった事の恥ずかしさでタオルを被った。

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