昴グリ。昴攻め祭2。

 「帰ってしまうのだな…」
 紐育に帰る前日、グリシーヌが言った。
 「君も解っている筈だ。僕の居場所は此処じゃない」
 淡々と言う昴にグリシーヌが返す。
 「ならば、私がそなたの居場所になろう」
 その言葉に微笑むとグリシーヌの手を取って指先にキスを落とす昴。
 「それならば、次は君の処に帰るとしよう」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です