昴ロベ。

 「…君は僕に興味があると言ったな」
 グラスを傾けながら昴が言った。
 「ああ」
 ブランデーを舐めた後、ロベリアが頷く。
 「僕も君に興味があってね」
 ロベリアを見つめる昴の表情は変わらない。
 だがその瞳の奥には熱があった。
 昴を見つめ返し言葉の真意を測るロベリア。
 「いいぜ?アンタの全部をくれよ」

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